URT工法とは、鉄道または道路を挟んで発進立坑および到達立坑を設け、必要なトンネル断面を箱型中空の鋼製エレメントで取り囲み覆工するものです。昭和51年、当時の国鉄、石川島播磨重工業(株)および極東貿易(株)によって開発されました。その後、エレメント、エレメントヘッド、継手、カッター、定着アンカー等について検討を進めるとともに、推進機および昇降架台の改良・改善、障害物への対処法、止水方法、PC横締工法、前方牽引工法等の技術開発を進め、今日に至っています。